作者は最もフランス香水界が華やぎ周囲に多くのすぐれた調香師が存在していた時代1970年代に幸運にもGrasseの1848年設立の香料会社にて調香師の教育を授かることができた。当時有名香水の数々をうみだした会社はGrasseばかりではなく本社の研究所をParisにも置いていた。、それはオートクチュールのメゾンとの便宜を図るためでもあった。また、スイス、GENEVEには大きな香料会社2社があった。ここにもGRASEEから移籍したすぐれた調香師たちがいた。
当時は調香師はほとんどGRASSE出身であったのである。作者はこれらの香料会社の調香師達からも多くの指導をうけるチャンスにも恵まれた。以下がその調香師達である
M.E.Roudnitska,M.G.Robert,M.G,Anthony,M.J.Kerleo, M.Fabron , M.Gravagno,M.Astier , M.J.Niel , M.M.Mauran,M.G..Denoclara ,M.P.Leget , M.P.Johnson ,M.J.Polge
このH.Collectionは多くの有名香水にみられる調香技術を彼等の指導のもと学び、いまもなお100年前の一般にはほとんど知られていない有名香水を見つけその中の調香技術を検索しているなかこれらの調香技術を古典香水として復活させ発表した作品である。
1900年初頭に作られた香水に触れることはバカラ、ラリックのクリスタルが香水ビンとして参入、カリグラフィーによる文字、イラストなど数々の美術の技術が香りを取り巻き当時の生活文化をも偲ぶことが出来る。まさに、香水の香りはフランス、PARIS美の時代の特権階級の謎解きをも提案してくるのである。
香調―フローラルタイプ
Vetiver.IrisにJasmin,Rose,Muguetを加え、繊細な処方箋により、なめらかなTop note、Middole note,Last noteを展開している香り。
偉大なる調香師GUY ROBERT氏より直接parisのアトリエにてこの作品について最終補正していただく名誉にあずかった香り。
GUY ROBERT―、Eau de Gucci、Estee Lauderの香水、また彼のfamilyはCHANEL 作品をデザイン。2012年没最後のフランスの生んだ才能ある調香師
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香調―フローラルタイプ
1978年ごろ白色の香りを追求し多くの有名なフランス人調香師、(現在は引退)との見解の差に独自の考えを貫き香りのデザインが白であることを打ち出した香り。当時ほとんどのフランス人調香師は白とはNeroliの花の香り、Jasminの花の香りという花の色が白イコール白い香りというものであったのである。
香料の重なりで白を表現するとは残香が白。不透明な香り白、特殊なFloral noteを多く用いそこに独特なc-18aldehydeをかけて表現。
これは当時最高の調香師Roudnitska氏のより高い評価を受けることが出来た香りである。
Edomonde Roudnitska――it’S YOU,(estee lauder) Femme(
Rochas) ChristianDIorno1970年代までのほぼすべての香水代表はEAU SAUVAGEを世に送り出した伝説の調香師であった。
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香調―アンバータイプ
アンバーグリスはマッコウクジラの中にできる一種の結石。動物香料の中で最も拡散性を有する。その香りは高級香水に欠かせないものであった。このアンバーグリスをいろいろな香料で表現しやわらかく包み込むような残香にしている。とりわけムスクとの相性でいつまでもその独特なやさしさが残り、オリジナリティーのある香調は付けた人を虜にするほどである。
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香調―フローラルタイプ
香料原料として最も高いIRIS。イタリア フローレンス地方に産するアイリスの根茎から採れる香料。Irisはスミレの花の香りにも似た香り。この香りをフローラルの主役にしJasminの透明感とアコードさせ残香にも充分Irisを香らせるおしゃれな香り。
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香調―フローラルタイプ
大変オリジナリティーに富んだ香り。TOP NOTEはシトラス系、そこにやさしいスズランの花の香りが加わり特殊な苔の香りと共に残香へとつながり軽いシプレータイプを感じてしまうとても不思議な香りです。
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香調―フローラルタイプ
Irisの高級感に無謀にもMENSに使用される多くの量のVetiverをアコードさせ、美しい線のように持続する上品な残香を持つ香り。一度使うとその独特の香調に虜になってしまう香り。それはIrisのマジックともいえる香り。
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香調―フローラルタイプ
irisをパウダリーのアコードとローズ、ジャスミンにつなげた熱く情熱のある香り。
決してあまくなく香るパウダリーな香りは粋なパリのマダム的な感じです。
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香調―フローラルタイプ
Rose Bulgarian Jasmin,Muguet,の3大フローラルを中心にアコードをとり残香は微量のMusk、Sandalwood、Oakmosse,Benzoinなどによりそのフローラルが持続できるようにしている香り。植物系の香水という感じの香りであり、三大フローラルのアコードを楽しめる香り。
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香調―シプレータイプ
香水の大御所,COTYのCHYPREはその後のシプレー調の原型であった香り。
GerlainのMitsoukoはピーチの香料が入り,Modern Chypre調として一世を風靡。Pachouly ,Oakmoss を用いた基本のシプレーノートにIris、Amber Noteを加えフローラルノートは極力抑えたミステリアスな香調が特徴。深さを感じる残香が持続。
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香調―グリーンフローラルタイプ
香水史上、短い期間フランスのオートクチュールが 発売した香りのタイプです。これは香水が若い女性にも使われるようになったことと関係しています。トップノートには若々しいGalbanumのグリーンの香調がひろがります。それはミドルノートのROSE,JASMIN、スズランにつながり不思議なメタリックトーンを呈します。これは過去にない独特な香調でキャリア女性に似合う香りです。 残り香は苔、ムスクがおりなすやさしへと変化していきます。
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香調-シプレータイプ
Amberをふんだんに使用しPachouly,Oakmossでシプレーノートのアコードをとり、花の香りはMuguetにしぼり大変独特な香りのシプレーノートの残香であり、古代紫色を思わせるもの。
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香調―フローラルタイプ
香りがこれほどまでに粉っぽく華やかに表現できるものかと思われる香調。
Rose Bulgarian, Jasmin , MUguetLOngchamps の3大フローラルノートにCoumarin、Vanilla,Heliotropinの粉っぽさをアコードさせた香り。
残香は鏡台から漂うような粉っぽい香り。
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香調―モダンフローラルタイプ
1900年初頭に流行したシングルフローラルの時代。BourjoisにはRose,Jasmin,Carnation,Muguetといった香水がありました。NINA RICCIはCarnationを香水調にした香りを世に送り出し成功。
この香りはスパイスノートをフローラルノートにアコードさせ思いきったムスクの使用、とサリシレートとよばれるグループの香料でクラシックなCarnation調をうちだした、残香が肌のような香り。
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香調―シプレー(NEW)タイプ
Diorが打ち出した1970年のはじめの新しいタイプのシプレーの香調。
Jasminを活かしそこにわずかのシプレーノートを入れ、さらにはGuerlainのMitsoukoの特徴を加えた香り。Jasminを活かすことによりどちらかといえば落ちつきのあるシプレー調に若々しさが表現された香り。そして残香はモダンと古典の2wayが楽しめる香りとなっている。
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香調―グリーンフローラルタイプ
大変珍しいグリーンノート、BURGEON DE CASSIS(黒すぐりの芽)を用
いた香り。スズラン、ジャスミンをふんだんに用い独特なフルーティーノートをアコードさせ、透明感の中にも柔らかなキャラメルノートを包んだ香り。おしゃれで生き生きした輝く香りです。
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香調―ホワイトフローラルタイプ
キラキラ輝く若々しいフローラルタイプの香りです。小さな白い花の饗宴。残り香は爽やかで透明感あふれる香りです。
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香調―フローラルタイプ
高貴な花、紫のスミレと白いジャスミンのブーケ、フローラルタイプの香りです。
決して甘くない魅惑のパウダリックムスキーな香りです。
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香調―シングルフローラルタイプ
スミレのシングルフローラルタイプの香りです。香水の始まりはシングルフローラル。その中でも注目はスミレでした。伝統の香りを復刻させました。残り香は戦前のパリの宵を漂わせたロマンチックなパウダリックな香りです。
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香調―オリエンタルタイプ
オリエンタルタイプの香り。世界の香りの中でも一番少ないデザインのオリエンタルタイプ。その名は西洋からみた東方、オリエントの意味からきています。東方にはバニラ、スパイスの産地があります。この特徴を生かして作られ残り香は甘くセクシー。長く残ります。
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フランスにおいて男性用香水(注 オーデコロン、オードトワレのみで、いわゆる香水というものの存在はない)製造は1960年代よりオートクチュールのメゾン拡大と共に盛んになってきており、それまでは女性用香水に比べて存在は地味であった。
当初は香りの種類もシトラス系、ラベンダー系、ベチバー系のさわやかなシングル系の香調が中心であった。1960年代より男らしさを残香に持つシプレーフーゼアの香調が出現してきたのである。
もともとオードトワレはひげそり後にアフターシェービングローションの役を担っているのである。さらに1980年に入り大きく香調が変革していったのである。
Hanayo Collection Mens lineは1970年代までに愛されたMens lineの香調技術をひもとき、女性用それとは異なるメンズエレガンス(気品とセクシー)の香りをつくりました。
香調―フーゼアタイプ
Top noteはバイオレットを使いラベンダー、スパイス、ベチバー、オークモス、ムスク、クマリンにより残香へ導き、しっかりとした細いラインを貫く香り。
営業で外に出る方の身だしなみに良いと思われます。
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香調―フーゼアタイプ
M-1に比べてスパイス、アニマルノートがMens noteの特徴が多い骨格であるが、思いきったシトラス系の使用により使いやすく、また最少のsolid(固さ)を感じるMens lineによりワイシャツにジーンズといった方に似合うと思われます。
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香調―フーゼアタイプ
ネロリ、ラベンダー、多くのムスクの思いきった使用、さらにパチュリー、オークモスのアコードにより、Mens noteにセクシー感をかもした香り。
マッチョという言葉がMens lineの宣伝に使用された時代に流行した香り。
甘いマスクでマッチョ、やさしくソフトなラフな装いに似合う香りと思われます。
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香調―フーゼアタイプ
Top noteに多くのシトラス系を入れ、ローズマリー、バジリック、スパイスをからませたさわやかなTop noteは万人が好きな香り。
Mens lineの香調フーゼア調を最少限度に抑え、残香はクリアーなさわやか感のある香り。
多種類の細やかな香料の使用により柔らかさも貫かれている香りで、この気品はさわやかに着こなす仕立ての良いスーツに似合う香りと思われます。
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