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松本清張の小説の中に、絵の題名がでていた。それは細道の香という名。絵はどんなものか想像でしかないが、この名で香りのデザインを想像するのと似ている仕事。松尾芭蕉の奥の細道から自然、木が香料に思いうかぶ。だいぶ前のことであるが、青山にフランスのお菓子、LE CONTEが出店した。フランスのお菓子ブームの走りであった。シェフのルコントさんと香水の名前について話をしたことがあった。それは白い花の香りについてのネイミング。春一番に咲く花プリムベール、これは雪の土から春一番に咲く花でここのところをネイミングしてPERCE NEIGEがいいと。、雪を突き破るという意味である。結局はMADAME la BLANCHEにしたが。パティシエもネイミングは必須なのである。雪の名のフランスのお菓子にーデズーアラネージーがある。雪に浮かんだ卵の意味でお呼ばれのときこぼさないように大きな平たい器に入れて持参した覚えがある。キャラメルソースの中で自由に浮かぶプディングであり冷やして食べる。作ったのはpatisserie a la maisonのMadame CRESP。

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