葛の花

葛の花
葛の花

秋の七草のひとつである。もうじき咲き始める。花の色はワイン色からムラサキ、紫苑へと変化していく。香りは大変力強い。ひとことで、CHIRISTIAN DIORの1980年の作品 POISONに似ている。地味な景色になってきている秋の野山で華やかでたくましさを発揮している。可憐とは程遠い花、葉、茎、根。1日で10cm伸びてしまう茎。花の姿は落ちこぼれたものがまるで蛾、蝶のようで紫苑いろ。その後、実になっていくが毛だらけの枝豆に似た実になる。短時間でこいういった一連のシーンをこなす。根は漢方薬になり役に立つ。秋の野山で葛の一生の劇をみる機会も難しくなってきている。

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