伝説の香水CHYPRE

coty chypre
coty chypre

昔の調香師、1970年までに香料会社か化粧品会社で働いていた人、これらの調香師たちなら皆、この名前は知っているはずである。あまりにも有名であるからだ。

1917年作。名門 COTY社がこの香水を作り、はじめてこのデザインスタイルを提案。その後このデザインを持つ香水のタイプをその名前にちなんでCHYPREタイプと言っていた。

香料,PACHOULY、MOUSSE DE CHENE、BERGAMOTEを使用して作る。写真はそのものである。昔の香水たちは販売時期、販売国により箱、ビン、シールなどが違っている。しかしこういった良い天然香料を使用し作り上げられたものは中身はほぼ変化せずに残っている。色は光線で着色してしまうがほぼ香りには影響がない。トップノートは完全に消えているのはトップノートの香料の宿命であるがこの時代の香水はラストノートに重きを置くものであるからほぼ問題はない。香水の歴史は、その時代の環境、気候はもとより政治まで含めて映し出してくる。GRASSEのバラ、ジャスミン、ユーゴスラビアのMOUSSSE DE CHENE、インドネシアのPACHOULY、シシリアのBERAGAMOTE、レユニオンのVETIVER、労働者、植民地、が入り混じる天然香料の生産の姿が香水の製造に独特な姿をさらしてくる。

  第2次世界大戦前に香水をつけることができた人達 、貴族やブルジョワジーを思い、香りを嗅ぐ気分は優雅なタイムスリップでもある。

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