楠木の実は緑から乾燥しながら黒色になってくる。緑の時は青い葉のような匂いがする。それが乾燥して、まるで胡椒のように皺くちゃになったものの皮を爪で削るとスパイシーな香りがする。楠木の下の地面辺りで拾って確かめてはいかがでしょうか。実は乾燥状態で2年経たものでもスパイシーな香りを放つ。楠木は樟脳という香料を採る香料作物である。